西武新助っ人は“日本野球オタク” 曲芸キャッチも知ってた!

[ 2013年1月29日 06:00 ]

来日した西武のサファテ(左)とスピリーは笑顔でポーズ

 西武のV奪回の使者は「日本野球オタク」だった。同僚となる前広島のサファテと同便で来日したスピリーは子供の頃、毎週土曜日の朝に放送していた日本野球の紹介番組がお気に入り。「王(貞治)さんのホームラン記録などを学んだよ」。

 中でも山森雅之(阪急)が81年のロッテ戦(西宮)で外野フェンスをよじ登って捕球した曲芸キャッチが印象的という。米国の野球殿堂入りも果たしたプレーに「ぜひ日本でやってみたい」と声を弾ませた。

 サファテから「天谷と赤松という選手もやった。投手は助かるよ」と聞かされ、「それなら投げる試合でやるよ」と意気込んだ。ロッキーズ時代の07年には現楽天の松井らとワールドシリーズにも出場。「(松井)カズオは大好き」と最後まで親日ぶりをアピールしていた。

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