中島 日本流2・1始動 人間性でまずは指揮官ハートつかんだ

[ 2013年1月29日 06:00 ]

ファン感謝イベントでサインするアスレチックスの中島

 アスレチックス・中島が、日本流の「2・1始動」で新天地のキャンプに臨む意向を明かした。「時差の問題もあるし気温も違う。アリゾナで慣れておこうと。ぬくいところでやったら、もっと仕上がる」と意図を説明。今月中にキャンプ地のアリゾナ州フェニックス入りし、2月1日(日本時間2日)から当地での自主トレを始める。

 2月1日のキャンプ地始動は、日本人野手では01年のイチロー(当時マリナーズ)を除けば最も早い。ボブ・メルビン監督は球団が調査してきた中島の人間性を「リーダータイプ。そういうタイプが日本人メジャーリーガーでも成功している」と評価。指揮官の思いを伝え聞いた中島も「そんなふうに言ってもらえたらうれしい。頑張ろうと思う」と自覚を新たにした。

 この日は本拠地オークランドでのファン感謝イベントに参加。首脳陣やチームメートとも初対面した。背番号3を譲ってくれたマイク・ガレーゴ三塁コーチからは「今度ゴルフおごれよ」と冗談交じりにせがまれるなど、早くもチームに溶け込んでいる様子だった。

続きを表示

2013年1月29日のニュース