左肩OK!杉内、久々ブルペンに笑顔「投げられてうれしい」

[ 2013年1月28日 17:56 ]

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表候補の巨人の杉内俊哉投手が28日、宮崎市で行っている合同自主トレーニングでブルペンに入った。昨季終盤に左肩を痛めて戦列を離れ、本格的な投球練習は約3カ月ぶり。「不安はあったが、問題なく投げられてうれしい」と笑顔で話した。

 キャンプの1軍メンバーによる合同自主トレ2日目。キャッチボールを終えてブルペンに入ると捕手を立たせて21球の後、座らせて13球。マウンドの傾斜に立つ感覚を確かめるようにして直球とスライダーを投げた。「全力ではないが、8割くらいで投げられている」と納得の表情を浮かべた。

 今回の日本代表候補の中で過去の2回とも出場しているのは杉内だけ。3大会連続出場に向け「そこを目指しているし、しっかり調整したい」と意欲十分だ。

 移籍1年目だった昨季に比べて「かなり余裕を持ってできている」という。キャンプインを間近に控えて体調面に不安はなく、リラックスした雰囲気が漂う。「あとは込み上げてくるものが入ってくれば」と上々の手応えを口にした。

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2013年1月28日のニュース