桑田氏 東大ナインは「凄いワルが多い中、心がきれい」

[ 2013年1月28日 06:00 ]

桑田氏 東大で特別コーチ

 【桑田氏に聞く】

 ――コーチの話を受けた時の気持ちは

 「非常にうれしかった。日本の野球の原点は東京大学。その東大でコーチをさせていただけることに感謝している」

 ――部員の印象は

 「野球選手はちょいワルではなく、凄いワルが多い中、真摯(しんし)に野球に取り組んでいて、心がきれいだなって印象を受けた」

 ――きょうの練習はノックが中心だった

 「ピッチャーを含めた守備が一番大事だと思う。守りを固めることにより勝つ確率が高くなるので、こういったメニューをした」

 ――コーチとして伝えたいものは

 「僕もプロ野球、メジャーリーグと大きな人の集団で戦ってきた。六大学で言うと、東大の選手たちもハンデを持っている。ある意味、僕と共通している。僕の持っているもの全て伝えたい。既にトレーニングのメニューを作っているので学生コーチに渡したい」

 ――46連敗中だが、いくつで止めたいか

 「一日でも早く止めたい。僕は彼らに野球を楽しんでほしい。うまくないと、勝たないと、野球の楽しみは味わえない。そのためにも1勝でも多く勝ってほしい」

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2013年1月28日のニュース