センバツ出場36校決まる 東北初の5校、21世紀枠はいわき海星など

[ 2013年1月25日 15:44 ]

第85回選抜高校野球大会の21世紀枠で初出場が決まり、海岸で喜ぶいわき海星高の選手たち

 第85回選抜高校野球大会(3月22日から13日間、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市の毎日新聞大阪本社で開かれ、出場36校が決まった。

 東北からは仙台育英(宮城)、聖光学院(福島)、盛岡大付(岩手)に加え、今大会限定の「東北絆枠」として山形中央が選出。さらにいわき海星(福島)が21世紀枠での出場が決まり、史上初の5校出場となった。

 北照(北海道)、浦和学院(埼玉)、沖縄尚学(沖縄)など昨秋の各地区優勝校を筆頭に、史上初の甲子園3連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)も出場。今大会の最多出場は龍谷大平安(京都)の37回で、初出場は安田学園(東京)など計10校。55年ぶりの済々黌(熊本)、34年ぶりの宇都宮商(栃木)などの古豪も出場校に名を連ねた。

 21世紀枠は9校の候補の中から、東日本大震災の津波で学校が被災した、いわき海星のほか遠軽(北海道)、益田翔陽(島根)、土佐(高知)の4校が選ばれた。組み合わせ抽選会は3月15日。

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