阿部 後輩捕手を熱血指導 同じポジションも惜しみなく

[ 2013年1月20日 06:00 ]

巨人・阿部の指導の下、送球練習に励む河野

 巨人の阿部が、グアム自主トレに帯同している高卒4年目捕手の河野に、30分間にわたる直接指導を施した。「これまではまだ10代だったし。体も大きくなってきたからね」。後輩とはいえ同じポジションだが、惜しみなく二塁送球の際のコツを伝えた。

 「腕が横振りになりやすい。俺も同じだからよく分かる」。送球を焦り横振りになると引っかけてスライダー回転や、体が開いてシュート回転など球筋が安定せず力も伝わらない。河野は「ここまでしていただいたのは記憶にない。左肩を中に入れず、バレーボールのアタックのように上から叩け、と言われました」と感謝しきりだった。

 阿部自身も自主トレで初めて送球練習を行った。「30歳を過ぎても、それを補っていく方法がある」と熱のこもった投げ込みを披露。打撃だけでなく右肩の調整も順調そのものだった。

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2013年1月20日のニュース