4歳だったオリ・ドラ1松葉「忘れたらいけない」

[ 2013年1月18日 06:00 ]

練習を中断し黙とうするオリックスの新人選手たち(前列左から)西川拓、原、戸田、佐藤峻、松葉、伏見、森本、武田

 オリックスは球団職員と新人選手ら約30人が、ほっともっとフィールド神戸で正午から黙とうした。

 兵庫県姫路市出身のドラフト1位・松葉(大体大)は、新人では唯一の関西出身。被災時は4歳だった。「弟とぼくの2人を両親が抱いて守ってくれたという話を後で聞いた」と振り返り、「何年たっても、こういう日を忘れたらいけない」と神妙に語った。

 チームは「がんばろう神戸」を旗印とし、95年からパ・リーグを2連覇。今年はそれ以来のリーグ優勝を狙う。松葉は「いろいろな人の協力があって神戸も復興できた。東北地方も早く活気あふれる街に戻ってほしい」と東日本大震災の被災地にも思いをはせた。

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2013年1月18日のニュース