侍ジャパン宮崎合宿 午後は“フリータイム制” 個々の調整優先

[ 2013年1月18日 06:00 ]

グアムから帰国した侍ジャパン・山本監督

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの山本監督が、宮崎代表合宿で、午後に自主練習時間を増やす意向を明かした。「練習メニューは担当コーチに任せているが、個々に調整の度合いは違うし、個人練習の時間を設けたい」とした。

 全体練習は4時間程度で、午後1時以降は「フリータイム」となる見込みだ。打ち込み、守備練習、筋力トレーニング…。代表選手ならではの自主性を重んじたメニューとなる。さらに、全体練習とは違い、ポジションの違う選手とのコミュニケーションも活発になる。前回09年の合宿でも、松坂が中継ぎ陣と野球談議を交わし、イチローの居残り打撃に内川らが見入った。「宮崎合宿初日からみんなで戦うという雰囲気をつくり上げたい」と話す指揮官だが、フリータイム制導入は、チームの一体感を生む効果も期待できる。

 2月20日の最終候補メンバー28選手の正式決定後には、首脳陣主催の決起集会も予定。団結力を生むためのさまざまな仕掛けを山本監督は考えている。

続きを表示

2013年1月18日のニュース