巨人が“侍エイト”壮行試合　２・１１紅白戦に全員出場へ

スタッフ会議に臨む巨人・原監督（左）と川相ヘッドコーチ

　巨人が誇る「侍エイト」の出陣式だ！春季キャンプに向けた巨人のスタッフ会議が１７日、都内のホテルで行われ、紅白戦は２月１１日（サンマリン宮崎）を皮切りに計３試合が組み込まれた。宮崎１次キャンプ第２クールの最終日でもある１１日には侍戦士が総出場し、ＷＢＣに向けて盛大に送り出す壮行試合となる。

　「ＷＢＣ組は十分、（試合を）できると思う。先に（早めに）調整しているだろうし」と川相ヘッドコーチ。巨人からはＷＢＣの侍ジャパン候補に計８選手が選出されている。野手は主将を務める阿部、長野、坂本、村田の４人。グアムで自主トレ中の阿部は「いい調整ができている。上げられるところまで上げて（日本に）帰れればいい」と実戦へ向け準備は着々だ。１５日からの侍ジャパン代表合宿を前に、巨人のユニホームでの晴れ姿。川相コーチも「ファンの皆さんにもしっかり見てもらえれば」とした。

　投手は内海、杉内、山口、沢村。川口投手コーチは「調整は全て本人たちに任せる。対打者を想定すれば、フリー打撃登板から紅白戦、そして代表合宿となるでしょう」と話した。キャンプの早い段階でフリー打撃で打者相手に投げ、１１日の紅白戦で野手陣とともに調整ぶりを披露することになる。「（８人は）しっかり準備しているようですし、日本代表をしょって立つ選手でいてほしい」と原監督。

　全幅の信頼とともに、大会３連覇への使者として８人の侍を送り出す。