新井　恒例護摩行「今年こそは絶対やってやる」

苦もんの表情を浮かべながら護摩行を行う阪神の新井

　阪神の新井が鹿児島市の最福寺で恒例の護摩行に挑んだ。

　燃え盛る火柱の前で約１時間半、昨季の不振を振り払うように大声でお経を唱え続けた。始めて９年目となる荒行に、顔と首を真っ赤に腫らし　「これだけきついことをやったんだという自信。今年は絶対やってやるぞ、と。それしかないです。一年一年が勝負なんですけど。年齢も重ねていて、今年は去年みたいな感じだったら許されない。今年は絶対、やってやると思って大きい声を出していました」と決意を新たにした。

　池口恵観師は「最初は体の底から気が出ていなかったが、行を終えて良い気が出ている。この状態なら期待できる」と復活に太鼓判を押した。