番長・三浦 若手にゲキ!結果で引っ張る「最低2桁勝利」

[ 2013年1月15日 06:00 ]

バドミントンで汗を流すDeNA三浦

 番長がふがいない若手投手陣に「喝」だ!DeNA・三浦が、神奈川県厚木市内で自主トレを行い、プロ22年目のシーズンへ「ここ何年か言われているけど、若手が出てこない。何かが足りないんでしょ。やらないなら俺がやる。俺が先頭に立って引っ張っていく!」と大みえを切った。

 昨季のチーム防御率3・76は12球団ワースト。自身はチーム最多の9勝と存在感を示したが、若手の覇気のなさが物足りなかった。雪のため室内でキャッチボールなどを行ったこの日も、3年目の小林寛、4年目の国吉に熱心にアドバイスを送った。「結果で引っ張っていかないと説得力がなくなる」と力を込めた39歳右腕は「今年は30試合は先発したい。2桁勝利は最低ライン」と目標を掲げた。

 そして、もう一つの野望が「中畑監督よりも目立つ!」だ。「完投勝ちしたら派手なガッツポーズをするよ。ノーヒットノーラン?ファンが喜んでくれるなら」。指揮官よりも目立って勝って、チームを浮上させる。雪も溶かすような番長の気迫だった。

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2013年1月15日のニュース