進化目指す47歳左腕 山本昌、フォームに手応え

[ 2013年1月13日 18:15 ]

自主トレーニングを公開し、キャッチボールする中日の山本昌

 現役選手最年長で通算213勝を挙げる中日の山本昌投手が13日、鳥取市内のトレーニング研究施設、ワールドウイングで練習を公開した。独特の機器を使ったトレーニングやキャッチボールなど約7時間、精力的に動き「僕の体も進化している」と47歳という年齢を感じさせなかった。

 プロ30年目の左腕は昨年11月から、より自然で鋭い腕の振りにするフォームの改善に取り組み「指のまめが大きくなっているし、自分のバロメーターとしてはいい方向」と手応えをつかむ。「見た目は分からないかもしれないけど、やっている方は分かっている」とわずかな意識の違いで向上を目指している。

 昨季は4月に最年長先発勝利のプロ野球記録を更新。今季登板すれば実働年数が27年となり、並んでいた元楽天監督の野村克也氏を抜く。「先発を目指してやらなければ意味がない。まずはキャンプからけがをしないこと」と目標を掲げた。

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