オリックス 馬原獲得へ FA寺原の人的補償で180セーブ右腕

[ 2013年1月12日 12:38 ]

昨年12月、契約更改を終え、来季の復活を期して話す馬原

 FA権を行使して古巣のソフトバンクに移籍した寺原隼人投手の人的補償で、オリックスは12日、馬原孝浩投手を獲得する方針であることが分かった。

 馬原は昨年2月に右肩手術を受け、12年は登板ゼロに終わった。12月に4500万円減の年俸1億3500万円で契約を更改。通算180セーブの右腕は「蓄積疲労も考慮してもらった。納得してのサイン」と淡々と話していた。

 ブルペンでは、捕手を立たせた状態で投球しており「順調にいけば術前よりいいパフォーマンスを出せると思う。開幕1軍のつもりでいる」と復活を期していた。

 ソフトバンクは馬原以外にファルケンボーグ、森福らの抑え経験者に加え、今季からヤクルト時代の04年に最優秀救援投手のタイトルを獲得した五十嵐を獲得。秋山監督は開幕直前まで「守護神白紙」の考えを示しており、「抑えをできる人が増えている。オープン戦の期間中にある程度、選択肢を見極めたい」としていた。

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2013年1月12日のニュース