坂口 理想は「日本ハムの糸井さん」 3番構想も長打“封印”

[ 2013年1月12日 06:00 ]

キャッチボールで力強い球を投げるオリックス・坂口

 オリックスの坂口智隆外野手(28)が西宮市内で自主トレを公開した。昨年5月に痛めた右肩の回復も順調で、この日は遠投90メートルも難なくクリア。完全復活も近そうだが、今季は森脇監督が「坂口3番構想」を温めており、挑戦の一年になる。「打順にこだわりはない」という坂口だが、「自分の良さを消しても意味がない。できることをしっかり」と、長打は一切狙わないオレ流3番を目指す考えを見せた。

 理想は「日本ハムの糸井さん」。状況に応じて、4番につないだり、走者を還したり、と臨機応変にスタイルチェンジする。その中でも「全部で一番を目指したい」と各部門で過去最高の打撃成績を目標に掲げた。11年にパ・リーグの最多安打となる175安打を放っており、3番になっても安打数はこだわり。「高い数字を目指す」と、オリックス復活のキーマンになる意気込みだった。

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2013年1月12日のニュース