殿堂入り“落選”のビジオ氏 薬物疑惑の候補に八つ当たり

[ 2013年1月12日 06:00 ]

 アストロズ一筋20年で通算3060安打を放ったクレイグ・ビジオ氏(47)が、殿堂入りを逃した投票結果に苦言を呈した。9日に該当者なしと発表され、ビジオ氏は1位の388票(68・2%)を集めたものの、選出ラインの75%に届かず落選。バリー・ボンズ氏ら薬物疑惑のある選手とは一線を画すだけに「不公平だと思う。ただ、これが私たちがプレーしていた時代の現実なのだろう」と話した。

 また、歴代最多の4256安打のピート・ローズ氏も、投票結果に言及。自身は大リーグを永久追放処分され、殿堂入りしていないが「俺がステロイドを使ったら、5000安打は打っていた。だから(ボンズ氏らが)殿堂入りするのは公平じゃない」と話した。

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2013年1月12日のニュース