ヤクルト・小川「ライアンと呼んで」豪快フォーム披露

[ 2013年1月10日 06:00 ]

新人合同自主トレ初日でライアン投法を披露したヤクルトのドラフト2位・小川

 ヤクルトのドラフト2位右腕・小川(創価大)が、自身の愛称に「ライアン」を熱望した。新人合同自主トレの初日を視察した同姓の小川監督が「どうやって呼ぼうかな」と発言。それを伝え聞くと「ライアンと呼んでいただければうれしい」と早速アピールした。

 小川は、大リーグ歴代最多奪三振の記録を持つノーラン・ライアン氏(現レンジャーズ球団社長)を手本にした、左足を胸の高さまで上げる豪快なフォームが特徴。この日もキャッチボールの際に「ライアン投法」を初披露し、指揮官も「ああいう個性の強い投手は楽しみ。早く本格的に投げているところを見てみたい」と高い期待を示した。

 2月1日からの沖縄・浦添キャンプは、高卒の田川(高知中央)以外は1軍スタートとなる見込み。入寮の際にもライアン氏の著書「ピッチャーズバイブル」を持ち込んだ小川は「期待していただけるのはうれしい」と生き残りへ気合十分。身長は1メートル71と小柄ながら、最速147キロを誇る「和製ライアン」が、ヤクルト投手陣の競争を活性化させる。

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