藤浪は“井川部屋” 「何かの縁。そういう数字を残せるように」

[ 2013年1月9日 12:33 ]

さっそく家電量販店で買い物した藤浪

 阪神の新人6選手が8日、鳴尾浜球場に隣接する合宿所「虎風荘」に入寮。ドラフト1位の藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)はかつて井川(現オリックス)、能見とエース左腕が使ってきた「316号室」に入った。

 昨年までレギュラー候補の上本も使用しており、報道陣から出世部屋であることを知らされた右腕は「偉大な選手の部屋を使わせてもらえるのも何かの縁だと思う。そういう選手になれれば」と導かれた運命に目を輝かせた。

 中でも、メジャーリーグにも挑戦した井川は03年に20勝をマーク。「頑張ってそういう数字を残せるようにしたい」と新たに、大きな目標を掲げた。

 入寮を終えた午後からは北條らと外出し電化製品を買い揃えた。大阪桐蔭時代の3人部屋から1人部屋となることには「リラックスしたり考える時間も大事。1人の時間を大切にしたい」と新生活に思いをめぐらせた。

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2013年1月9日のニュース