東大OBの浜田監督 学習塾塾長こなしながら“本気”強化

[ 2013年1月9日 06:00 ]

 東大OBの浜田一志監督は、学習塾の塾長を務めるユニークな指導者だ。土佐高時代には甲子園出場はないが、東大理科2類に現役合格し、4年時には主将を務めた。外野手としてリーグ戦通算5本塁打を記録するなど、東大史上トップレベルのスラッガーだった。

 東大大学院を経て89年に新日本製鉄入社。94年に独立すると、部活動をする学生を対象にした学習塾「Ai西武学院」の塾長に就任した。全国各地の中学、高校での講演活動をこなしながら、08年からは東大野球部の新入生のスカウト活動にも乗り出すなど母校への愛着は強かった。

 今季リーグ戦へ向けては「春1勝、秋4勝」を掲げている。あいさつなどの礼儀を徹底させ、精神、技術面で立て直しを図っており、その本気度は東大ナインにも浸透している。

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2013年1月9日のニュース