オリ・東野 内海の誘い断り神戸で自主トレ「変わらなければ」

[ 2013年1月9日 06:00 ]

自主トレで黙々と走り込むオリックス・東野

 昨年オフのトレードで巨人から移籍したオリックス・東野峻投手(26)が8日、ほっともっとフィールド神戸での自主トレを公開。新天地1年目を変革の年に位置づけた。

 「怖いという印象」の関西での新生活。劇的に変化した環境の下、13勝(8敗)をマークした10年シーズンの輝きを取り戻すため「自分自身が変わらなければ」の思いを強くした。巨人時代に合同自主トレしていた内海の誘いを断ったのも、そんな思いからだった。

 「DH制のパ・リーグではセ・リーグよりも長いイニングを投げる想定で、息があがるくらいの練習をしていく」

 イニング数が伸びれば球数も多くなることが予想される。キャンプ中の球数も従来の1200球から2000球ほどの“投げ込み強化”にシフトさせる予定。「毎日ブルペンで100球以上は投げるつもり。肩は例年より早く作っていますから」。2・1キャンプインの際には万全の状態で首脳陣にアピールする。

 この日は、外野芝生を使ってのランニング系を中心としたメニューで、じっくり2時間。「今は厳しく練習できる期間。妥協せずにやっていく」。見た目は地味でも中身は濃いものだった。

 「個人的には2ケタ勝利が目標。森脇監督を胴上げしたい」。年末年始も無休で汗を流している。新天地での巻き返しに向け、早くも東野が臨戦態勢に入った。

続きを表示

2013年1月9日のニュース