福留 新生阪神の起爆剤に…和田監督「中軸、右翼」明言

[ 2013年1月5日 20:26 ]

 福留は西岡とともに阪神の野球を根本から変えることを期待される。和田監督がこの日、早くも「中軸、右翼」での起用を明言し、南球団社長の「福留選手の入団を起爆剤にして新生タイガースとして頑張っていきたい」との言葉にも、それが表れていた。

 阪神が昨季5位に終わった最大の要因は得点力不足だった。中日で首位打者に2度輝き、監督が「走者を置いたときの打撃技術は素晴らしい」と評する福留の勝負強さで打開したい考えだ。

 阪神は外野守備も近年、脆弱さが顕著だった。「ここ何年かは1本の安打で二つの塁を取られることが多かった」と言う監督は、中日時代の福留との対戦を踏まえ「わざと走らせて(先の塁で)殺してやろうという発想を持てる選手」と話し、強肩など計算できる堅守にも信頼を寄せた。

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2013年1月5日のニュース