巨人 高木康 最高の成績も危機感「厳しい競争に勝っていかないと」

[ 2013年1月4日 09:02 ]

故郷で調整に励む巨人・高木

 プロ14年目を迎えた巨人の左腕・高木康成投手(30)が「50試合以上登板」と「リーグ、日本シリーズ連覇」を誓った。帰省して静岡県吉田町の実家近くで体を動かしている。昨年末からネットピッチングを始め、今月中旬にはジャイアンツ球場のブルペンで立ち投げをスタート。2月1日のキャンプ初日から全力で投げ込む予定だ。

 昨季は主に中継ぎとして40試合に登板し3勝1敗。防御率1・44は11年の3・72を大きく上回り、チームの5冠に貢献した。しかし、この成績で満足しているわけではない。同じ左腕の高木京介(23)ら若手投手が成長。2軍にも逸材がいる現状に危機感を感じている。「(投手陣で)プロ年数は自分が一番上。いろんな経験を生かし、厳しい競争に勝っていかないといけない」と、気を引き締めた。

 WBC日本代表候補にエース内海哲也(30)ら4人が選ばれ、オープン戦の登板機会が増えるのは間違いない。ピッチングスタイルを変えるつもりはなく「自分はオープン戦から結果を出していかなきゃいけない投手」と自信を見せる。昨年9月15日に二女・優ちゃんが誕生。「2人目ができてより仕事に対する意識が増した」と家族のためにもやるしかない。

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2013年1月4日のニュース