「松井ミュージアム」年始初日は昨年の2倍来場 引退コーナー新設

[ 2013年1月4日 06:00 ]

松井氏の人形の前で、来場者のファンにあいさつをする父・昌雄さん(中央)

 石川県能美市の「松井秀喜ミュージアム」が年始の初日を迎え、昨年の約2倍にあたる440人のファンが訪れた。

 昨年12月27日の松井秀喜氏の引退発表以降、大にぎわい。館長を務める父・昌雄氏(70)は「発表当日に徳島から車で片道5時間かけて来てくれた方もいた」と感謝した。今後はプロ20年間を振り返る引退記念コーナーを新設し、記念グッズも製作する予定だ。

 米国の野球殿堂では、09年のワールドシリーズMVP獲得時に出品されたバットが再展示されることが決定。昌雄氏は「知りませんでした。光栄です」と感激した。例年、松井氏が表彰式でプレゼンターを務める「松井秀喜旗争奪学童野球大会」の優勝チームは「表彰式がいつまで延びてもいい。松井さんから受け取りたい」と切望。帰郷を待ちわびている。

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2013年1月4日のニュース