巨人ドラ2俊足ルーキー大累 ボルトになる

[ 2013年1月4日 06:00 ]

札幌市内で始動した巨人のドラフト2位ルーキー大累

 目指すは「巨人のボルト」だ!巨人のドラフト2位・大累(おおるい=道都大)が札幌市内で始動し、陸上男子100、200メートルの世界記録保持者ウサイン・ボルト(26)との対面を野望に掲げた。「一流になったらいつかボルトと共演したい」と話す目は本気だ。50メートル5秒7、右打者ながら一塁到達まで3秒8というスピードが武器の22歳は、年末に偶然見たボルトの特集番組に目を奪われた。

 「軽く走っているように見えて、その裏で死ぬほど練習していた。自分も頑張らないと」。早速、元日に購入したiPad miniにボルトの映像を入れ、1軍昇格した際には、番組で使われたジャマイカのレゲエ歌手ショーン・ポールの「Hold On」を登場曲にすることも決めた。

 駒大苫小牧の2年先輩でナショナルズ傘下のマイナーでプレー後に陸上に転向した鷲谷修也(24)が昨年11月にジャマイカでボルトと合同練習を行ったという接点もある。「ガムシャラにやって1年目から1軍に上がりたい」と大累が、その足で「セ界」を席巻する。

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2013年1月4日のニュース