松中「3冠打法」捨てる!背水の来季へ1・3億円減で更改

[ 2012年12月27日 06:00 ]

大幅ダウンを受け入れ、来季の復活を誓う松中

 ソフトバンク・松中は「3冠打法」を捨て、背水のシーズンに臨む。39回目の誕生日の26日、ヤフードーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1億円以上の減額制限40%を超える1億3000万円減の年俸7000万円プラス出来高払いでサインした。

 7年契約の最終年となった今季は開幕4番も左太腿裏肉離れなどで1軍定着後最低の65試合出場にとどまり、打率・221、4本塁打。09年に5億円だった年俸は4年で7分の1になった。

 「(減俸は)うれしくないが、しようがないと言えばしようがない」。ここ2年間は統一球に苦しんだことで、来季は04年の3冠王などプロ生活を支えた「引きつけて詰まらせ気味に打つ」打法を封印。体の前でさばく同僚・松田の打法に取り組む。「ボールが変わらないので、打ち方を変えます」。松中はプライドを捨て、復活を目指す。

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2012年12月27日のニュース