中大・西銘 ライバル東浜と再戦夢見てHondaへ

[ 2012年12月26日 08:28 ]

社会人野球のHondaに進む中大・西銘

 東都大学野球(今秋1部所属)の各大学の主な4年生の進路が、内定した。中大・西銘生悟内野手(22)は社会人野球のHondaに進み、来夏の都市対抗出場を目標に掲げた。

 あの歓喜から4年の時が流れた。08年センバツ。西銘は沖縄尚学の主将として全国制覇を成し遂げた。当時、同校のエースは今秋ドラフトでソフトバンクから1位指名を受けた東浜だった。

 「(東浜を)意識していないと言えば、それだけで意識しているのかもしれません。東浜だけではなく、同級生には負けたくない気持ちは強い」

 西銘は最大のライバルと位置づける東浜といつの日か訪れる再戦を夢見て、社会人野球の強豪・Hondaに進む。沖縄尚学卒業後は東浜と同じ東都リーグに進み、中大、亜大でそれぞれ4年時には主将を務めた。「リーグ戦が終わる度に飯を食いに行ったりしていましたね。お互いに手の内は隠しながらでしたけど…」と振り返る。今年の直接対決は12打数1安打と完敗。「ここぞの制球力が凄かった」と脱帽する。

 1メートル67と小柄ながら、東都通算88安打をマークした。「(Hondaでは)まずは試合に出られるようにしたい。1年間ガス欠することなく、お客さんがたくさん入る都市対抗でもプレーしたい」。東浜とプロという同じステージに立つために、2年後のドラフト指名を待つ。

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2012年12月26日のニュース