斎藤 まかふしぎ昇給 5勝止まり2カ月2軍で500万円増

[ 2012年12月18日 06:00 ]

微増ながら笑顔なき会見で来季の活躍を誓う日本ハム・斎藤

 えっ、ウソ!?ホントです。日本ハムの斎藤佑樹投手(24)が17日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万円増の年俸3500万円でサインした。2年目の今季は開幕投手として白星スタート。5勝8敗で1年目の数字(6勝6敗)を下回ったが、シーズン序盤の活躍が評価されて2年連続の年俸アップを勝ち取った。とはいえ、力不足を感じたシーズン。心の底から笑えるように、来季は勝負の3年目を迎える。

 決して胸を張れる成績ではない。5勝8敗、防御率3・98。500万円増の年俸3500万円でサインした斎藤の表情は硬かった。会見では最後まで笑顔がないまま、正面を見据え続けた。

 「アップといっても笑っている場合ではないですから…」。うそ偽りのない本音であった。

 2年目の今季は初の開幕投手を務めて、自身初の完投勝利もマーク。その後も初完封勝利を挙げるなど5月4日までに4勝(1敗)した。しかし、5勝目を挙げた6月6日の広島戦(札幌ドーム)を最後に勝ち星はなかった。7月下旬から約2カ月間の2軍生活も味わった。先発ローテーションに復帰することなく、勝ち星、防御率ともに1年目の数字を下回った。

 ところが、驚きのアップ査定。島田利正球団代表は「前半戦は貢献してくれたという評価」と説明した。斎藤本人も浮かれていない。「評価をしてもらえたし、来年もファイターズのために頑張りたいという気持ちが一層強くなった」。シーズン終盤からの右肩違和感は徐々に良くなっている。今月上旬は単身、福井へ出向いて股関節付近の強化に努めた。年内は鳥取、年明けは地元・群馬など強化ポイントに応じて全国を回り、万全の状態でキャンプインを目指す。

 「今年はいろいろな経験ができた。来年は1年通して活躍したい。休んではいられない」

 真価が問われる3年目。無休で過ごすオフの成果は、結果で示すしかない。

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