150三振しても29失策でも…堂林に“半永久欠番”「7」

[ 2012年12月18日 06:00 ]

野村監督から継承した「7」を背に気合十分の広島・堂林

 「半永久欠番」が8年ぶりに復活する。広島は17日、堂林翔太内野手(21)の背番号を「13」から「7」に変更すると発表した。野村監督が05年に引退後、7年間空き番となっていた栄光の背番号が、愛弟子に譲り渡されることになった。

 「ビックリした。重みを感じる。いずれは着けたいと思っていたので自分に重圧をかけてさらに活躍したい」と堂林は決意を新たにした。

 広島の背番号「7」は野村監督が現役引退した05年に、山本浩二の「8」、衣笠祥雄の「3」に次ぐ永久欠番プランが浮上。球団側が打診したが、野村監督が辞退したという経緯がある。その後は「半永久欠番」として、「7」に値すると認められる選手が現れるまで空き番としてきた。だが今秋キャンプ後に指揮官が「若手に渡してほしい」と球団側に申し出たという。これを受け今季チーム最多の14本塁打を放った堂林が「7」を継承することに決まった。

 3年目の堂林は今季、チーム記録を更新するシーズン150三振、両リーグワーストの29失策を犯すなどしたが、全144試合に出場した。我慢して起用し続けた野村監督は「カープの7番といえば堂林…と言われるぐらい活躍してほしい。チームにとってもいいことなので」と後継者にエールを送った。

 この日の契約更改交渉では1000万円増の年俸1700万円を提示され「今年に関しては言える立場じゃない」とわずか15分で一発サイン。入団時はヤンキースのアレックス・ロドリゲスのように、と期待され「13」を着けたが、今後は「野村2世」として「7」を背負っていく。「7番は誰にも渡さない気持ち。自分の色にしていきたい」と堂林は背番号に負けない活躍を誓った。

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