ポスト金子誠へ…栗山監督 ショート大谷に期待「野球変わるよね」

[ 2012年12月13日 08:19 ]

栗山監督から野手なら“遊撃手指名”を受けた大谷

 優勝旅行先のハワイで、入団が決まったドラフト1位・大谷の「遊撃手構想」を披露した日本ハムの栗山監督。チームは投手と野手の「二刀流」での育成方針を示しているが、「翔平(大谷)は野手だったら遊撃ができると思っている。スナップスローや体勢が崩れた時の送球も凄いんだから。あとは距離感の問題だけ」と期待を込めて話した。

 チームは現在、37歳の金子誠が正遊撃手を務める。しかし下半身に故障を抱え、今季も2度の戦線離脱。11月12日には左膝の骨穿孔(せんこう)手術を受け、全治3カ月と診断された。飯山、中島ら若手も「ポスト金子誠」まで成長しきれていない。そこに大谷が割って入れば…。

 「ケガさえしなければ絶対、結果を残せる。こういう大型な選手が遊撃をできたら野球は変わるよね」と力を込めた指揮官。“ショート大谷”が実現すれば、チーム力アップはもちろん、ファンの大きな興味を集めることは間違いない。

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