山内、2400万円増も…球団代表にブラ封じ厳命された

[ 2012年12月13日 06:00 ]

大幅アップで更改し「ブランコを抑える」と、小首を傾げながら笑顔で話す中日・山内

 期待の右腕がブランコ斬りを…誓わされた。中日・山内壮馬投手(27)が12日、名古屋市の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸1800万円から、2・5倍増に迫る4200万円(推定)でサイン。交渉の席で佐藤良平球団代表(56)からDeNA移籍が決まった因縁の大砲を封じることを、来季のノルマに課された。

 B砲封じの旗頭は成長力十分の右腕だ。山内は今季チームで唯一、規定投球回をクリアし、初の2ケタ10勝をマーク。交渉の席で代表が投げかける期待の言葉は徐々にヒートアップしていった。

 「今ここでハッキリと言って欲しい。開幕(3連戦)のどこかで投げ、ブランコに向かって行って抑えるということを」

 迫力に押された山内はただ首を縦に振ることしかできなかった。

 約束を守るにはまず、開幕カードで登板する立場をつかむことが必須条件。それを前提としたうえで山内はB砲封じについて「内容は言えませんが、イメージはあります」とする。高木監督は沖縄秋季キャンプ中に「落ちる球を投げときゃ三振、三振、三振や」としていたが、右腕も「ほぼ、それですね」とイメージを思い描いた。

 代表は同時に、今季わずか1試合の登板で防御率18・00だった巨人戦での勝利も要求した。

 「右なら吉見に続く柱になる存在。実績を積んでいく投手なら、通っていくべき道がある」

 因縁の大砲と、宿敵Gを斬る。竜投の柱候補が大増俸と引き替えに重い十字架を背負った。

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