エースの象徴がたった1年で…ダル父 ハムの背番号“管理”疑問

[ 2012年12月10日 08:32 ]

大谷(右手前から2人目)の会見に駆け付けた大勢の報道陣

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(26)の父・ファルサ氏(52)が9日、スポニチ本紙の取材に応じ、花巻東・大谷に昨季まで絶対エースが背負っていた11番を与えた球団姿勢に複雑な心境を打ち明けた。

 「イチロー選手の51番を、オリックスは守っている。小笠原選手の時もそう。(小笠原は)有より、もっと活躍した。自分たちの歴史を大事にする球団になってほしい」。

 日本ハムは永久欠番を制定しない方針で、10年間プレーし、06年には44年ぶりの日本一に貢献した小笠原(現巨人)の2番も1年だけ空き番とし、08年からは高橋(現オリックス)に背負わせた。5年連続防御率1点台の歴史を刻んだダルビッシュの扱いも同じ。仲たがいしたわけでもないのに、これでは寂しい。「日本(の他球団)でも米国でも歴史は大事にしている」と訴えた。

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2012年12月10日のニュース