大谷 背番号11は「特別な番号だと思うので、凄くうれしい」

[ 2012年12月10日 06:00 ]

会見では終始厳しい表情だった大谷

 【花巻東・大谷に聞く】

 ――日本ハム入りを決めた心境は?

 「ここまで交渉が長引いて申し訳ない気持ちと、ファイターズの一員として頑張っていきたい気持ちがあります」

 ――悩んでいる時期はどんな気持ちだった?

 「自分がアメリカを決断した時に尊重してくれた方に申し訳ない。相談は家族にしました。球団さんも親身になってくれたのがうれしかったです」

 ――栗山監督からかけられた印象的な言葉は?

 「誰も歩いたことがない道を歩いてほしいと言われましたし、そういう選手になれればと思います」

 ――北海道のファンは歓迎している。

 「凄くうれしいですし、北海道の方々の力になれれば。早くファンにも会いたいです。遅れての入団ですが、1年目から活躍できるように頑張りたい」

 ――日本ハムのイメージは?

 「チームカラーは高校(花巻東)に似ていると思います。若い選手が活躍していて素晴らしいチームだと思います」

 ――北海道のイメージは?

 「一度も(行ったことが)ないです。凄く広いなというのと、(岩手よりも)もっと北で寒いのかなと思います」

 ――背番号11への思いは?

 「特別な番号だと思うので、凄くうれしいです」

 ――阪神・藤浪と再びプロの舞台で対戦できる。

 「全日本の時も一緒で現時点では負けているので、自分も成長して彼に追いついて一緒に戦えるように頑張りたい」

 ――メジャーへの思いは?

 「将来的には凄く行きたい憧れの場所。今の段階であちらに行っても活躍できるような選手ではない。それに見合うだけの選手になりたい」

 ――岩手のファンにメッセージを。

 「被災後の大変な中でも温かく応援してくれた。夏は(期待に)応えられなかったので、恩返しができれば…。子供たちの目標とされる選手になりたい」

続きを表示

2012年12月10日のニュース