松井 開幕メジャー無理なら米独立リーグ経由プランも

[ 2012年12月7日 06:00 ]

松井にアストロズがオファー?

 松井にはさらなる「受け皿」も用意されている。ウインターミーティングに出席している米独立リーグ「アトランティック・リーグ」のジョー・クライン常務取締役(60)は「マツイのためにすぐに枠を空けるよ。彼は毎日試合に出て調子を上げるタイプ。1日4~5打席立たせて実戦感覚を養えば、必ずメジャーに戻れる」と言及。

 松井がアストロズのキャンプでメジャー昇格を果たせなかった場合には、4月中旬に開幕する同リーグへの参加を勧めた。

 同リーグは独立リーグの中ではレベルが高く、実力的には2Aと3Aの間といわれる。さらにメジャー在籍経験を持つ選手が多いのも特徴の一つだ。このため、メジャー球団のスカウトが毎試合視察に訪れる。最近ではメジャー通算1406盗塁のリッキー・ヘンダーソンが03年にニューアークで活躍し、同年7月にドジャースとメジャー契約している。

 クライン取締役はタイガースなど3球団でGMを歴任し、過去に80選手のメジャー復帰を見届けている。松井の代理人を務めるアーン・テレム氏とも30年来の付き合い。「近い将来、テレムとも(リーグ参加について)話し合うよ」とアストロズ同様に本気だ。

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2012年12月7日のニュース