張本氏、東尾氏が現役時代裏話 バットでノムさん叩いた!?

[ 2012年12月7日 08:01 ]

トークショーを行う東尾氏(右)と張本氏

スポーツニッポンフォーラム制定「FOR ALL 2012」表彰式

(12月6日 東京ドームホテル)
 表彰式に先立ち、スポニチ本紙評論家の張本勲氏(72)、東尾修氏(62)のトークショーが開催された。テーマは「2012年野球界総まくり」。来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)やプロ野球界の裏話などの軽妙なトークに場内は拍手と笑いに包まれた。

 張本氏はオール国内組でWBC3連覇を狙う侍ジャパンについて「勝ってもらいたい」と声高らかに激励。投手総合コーチを務める東尾氏は「打ち勝つのは難しいので、抑えるしかない。投手への期待は大きい」とし、エース候補の楽天・田中については「ダルビッシュと比べても遜色ない」と大きな期待を寄せた。さらに「若い選手が多いし、新しいスターが出てくると思うので期待してほしい」とニューヒーローの出現にも期待した。

 また、東尾氏は現役時代に打たれた打者に対して、次の打席では頭付近を狙って投げていたエピソードを披露。張本氏も5歳年上の野村克也氏の「ささやき戦術」に我慢できず、空振りした勢いでバットで頭を叩いたことを打ち明け、会場の笑いを誘っていた。

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2012年12月7日のニュース