米国代表トーリ監督 WBC初制覇へ本気「負けるのは嫌い」

[ 2012年12月5日 06:00 ]

ヤンキース時代のチャンピオンリングを右手につけて会見を行った米国・トーリ監督

ウインターミーティング

(12月3日 米テネシー州ナッシュビル)
 大リーグ関係者が一堂に会するオフ最大のイベント、ウインターミーティングが3日(日本時間4日)、当地で開幕。WBC米国代表のジョー・トーリ監督(72)が記者会見を行い、2連覇中の侍ジャパンを警戒するとともに、初優勝への意気込みを語った。過去2大会は06年が2次リーグ、09年は準決勝で敗退。メジャー通算2326勝の名将の下、野球王国の威信に懸けて頂点を奪いにいく。

 壇上に上がったトーリ監督は「負けるのは嫌い。勝ちたい」と何度も繰り返した。メジャーリーガーで構成する米国代表は、毎回優勝候補の大本命に挙げられながら、2大会連続で決勝にも進めず。ヤンキースを4度世界一に導いた名将は「胸の“USA”の文字を見ると、自然と気合が入るだろう」と話した。

 この日発表された2人は、9年連続2桁本塁打をマークしているメッツの主砲ライトと、首位打者3度の実績を誇るツインズのマウアー。このほか、メジャー通算422本塁打を記録しているホワイトソックスのコネルコも内定し、今季打率・326、30本塁打、49盗塁で新人王に選ばれたエンゼルスのトラウトにも出場を打診している。

 トーリ監督は、準決勝以降に対戦する可能性がある日本についても言及した。今回は大リーグ所属の選手が辞退したが「確かになじみのある選手が出ないのは残念。でも日本には規律ある好選手がたくさんいる」と分析。11月に行われたキューバとの強化試合2試合もスカウトがチェックしているという。06年大会では準決勝で日本に敗れただけに「また素晴らしいチームを送り込んでくるはず」と警戒を強めた。

 現場の指揮を執るのはドジャースの監督だった10年以来、3年ぶり。「ヤンキースのように誰が見ても誇れるような集団にしたい」。打倒・侍ジャパン、そして悲願の初優勝へ、メジャー通算2326勝の名将は本気だ。

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