吉川 昇給率536%の7000万円「“ウッ”っていう感じ」

[ 2012年12月5日 06:00 ]

大幅増に笑顔満開の日本ハム・吉川はサンタの帽子をかぶってガッツポーズ

 日本ハム・吉川光夫投手(24)が4日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1100万円から5900万円増の年俸7000万円でサイン。球団最高、球界全体でも史上7番目という昇給率536%に「一瞬差し込まれましたね。“ウッ”っていう感じ。自分が思っていた以上。びっくりするぐらいの評価を頂いた。すぐにサインしました」と笑いが止まらなかった。

 過去3年未勝利。栗山監督から「今年ダメならユニホームを脱がせる」と最後通告を受けた6年目で花開いた。14勝5敗。防御率1・71で最優秀防御率賞も手にした。球団が最も評価したのがシーズン終盤の3完封を含む5完投、チーム最多となる173回2/3の投球回数で島田利正球団代表は「ダルビッシュの穴を埋めてくれた。先発では一番の評価」と説明した。

 リーグMVPに輝くなどバラ色のシーズンオフに「1年頑張ってきたという実感がある」としみじみ振り返る。2軍暮らしの昨季は千葉県内で家族と賃貸生活。今年も札幌の球団寮で単身生活だったが、シーズン途中に家族を千葉から呼び寄せた。昇給分で「家族に何か買ってあげたい。マンションでも買おうかな」と苦労をかけてきた分の恩返しを口にした。

 現在は疲労から来る左肘痛で全力投球はできない状態だが、力強く言った。「キャンプにはしっかり投げられるようにしたい。これを2、3年続けないと意味がない」。その視線はリーグ連覇を狙う来季に向けられた。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2012年12月5日のニュース