「88年会」プレ始動 マー君ら福島でボランティア激励

[ 2012年12月2日 18:10 ]

 楽天の田中将大投手と広島の中村恭平投手が2日、福島市を訪れ、東京電力福島第1原発事故による放射性物質の除染ボランティアを激励し、同市内の野球場などで小中学生と触れ合った。

 ボランティアへの炊き出しを手渡すなどした田中は「除染活動で子どもたちが外で遊べるようになってきた。僕たちも微力ながらお役に立てることをやっていきたい」と話した。

 今回の交流は1988年度生まれの選手で構成する「プロ野球88年会」が企画。来年1月に仙台市で本格的に始まる東日本大震災の復興支援活動に先駆けての訪問となった。

 発起人の田中は「胸の痛む出来事を風化させないために発信していくことが大事。これからも再生していく様子、子どもたちがもっと元気になっていく様子を発信していくことが88年会の使命だと思う」と語った。

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2012年12月2日のニュース