村田 WBCリベンジ宣言 前回は負傷離脱、世界一味わえず

[ 2012年12月2日 06:00 ]

子どもたちに野球を教える巨人・村田

 WBCの侍ジャパン候補に入った巨人・村田が1日、京都市で行われた55年会野球教室に参加し、同大会でのリベンジを宣言した。09年は負傷により大会途中で米国から帰国。世界一連覇の陰で味わった悔しさを忘れていない。

 「最後までグラウンドに立てなかったのは苦い記憶としてある。それを払しょくするためにも全力で戦えればと思う」。前回大会は第1ラウンドで2本塁打を放つなど、7試合で打率・320、7打点。だが、第2ラウンドで右太腿裏を肉離れ。戦線離脱で歓喜の瞬間に立ち会えなかった。

 「リベンジ」といえば、55年会メンバーの松坂が西武で新人だった99年に流行語大賞となった言葉。「(松坂)大輔も前回、前々回と頑張った。いろいろな思いを持ってやりたい」。不参加となったメジャー組の無念さも分かる。村田の言葉に力がこもるのは、そんな理由もあった。

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2012年12月2日のニュース