セ・リーグ 交流戦日程の短縮を提案へ 観客数減少を懸念

[ 2012年12月1日 08:11 ]

 セ・リーグが14年以降の交流戦日程を短縮する方針を打ち出していることが30日、分かった。

 複数のセ・リーグ理事によると、現行のホーム&ビジター制での4試合総当たり方式から、3試合をどちらかのホームのみで開催。それにより、現行の1チーム24試合から、18試合に短縮し、日程を3週間程度に抑えるというもの。早ければ1月の12球団による実行委員会で提案する方針だ。

 交流戦はパ・リーグからの要望もあり、05年シーズンから導入され、今季で8年目。日本生命が特別協賛スポンサーに付くなど、球界全体での営業面ではある程度の成功を収めている。だが、セ・リーグに限れば巨人以外の球団で、交流戦の主催試合平均観客数が通常のリーグ戦を下回る傾向にあり、見直しを求める声が強い。

 セ・リーグは交流戦で削減した分は通常のリーグ戦を増加することで、シーズン自体の試合数は変えない意向。これに対し、パ・リーグの関係者は「提案されてみないと何とも言えないが、変更の必要はないと認識している」と話している。

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2012年12月1日のニュース