東出の思いやり…堂林今オフは無休トレ、イベント参加控え目に

[ 2012年12月1日 09:12 ]

野球教室で手本を見せる広島・ 堂林

 広島・堂林翔太内野手(21)が30日、オフのイベント参加を極力控え、年末年始も無休でトレーニングに励むプランを明かした。「来年は今年以上に数字を求められるので…」。4年目の飛躍へ向け、大事なオフ。まずは己を律して地歩を固める考えだ。

 東出選手会長がひと役買った。「東出さんに気にかけてもらいました。ボクからは言えないし、断れないので…」。今季ブレークした大人気の若ゴイ。イベント参加や取材要請は引きも切らないが、そうした声への配慮を球団側に求め、了解を取り付けたという。

 「本塁打は減ってもいい。打率や打点、得点圏打率を上げたい」と誓う来季。シーズン中が無休なら、オフも当然無休で動く。「できるだけマシンの球を打ちたい。技術練習ができない場合は筋トレ。オフも野球から離れないようにしたい」

 プランは練っている。年内は広島で練習し、年末年始は実家に近い中京大の施設を借りる考え。新春の自主トレは宮崎を予定する。この日は広島市内の小学校であった野球教室に参加。数少ないイベント参加だが、「楽しかった」とリフレッシュした。堂林に慢心はない。

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2012年12月1日のニュース