井川 現状維持の年俸1億円 10分でサイン

[ 2012年12月1日 06:00 ]

複数年契約の2年目の来季に向け抱負を語る井川

 オリックスの井川慶投手(33)が30日、現状維持の年俸1億円プラス出来高払いで2年契約最終年となる来季の契約にサインした。自身のトレーニングを優先したことで交渉開始時間は大幅に遅れ、予定時刻より50分以上遅れて会見に出席。ドタバタで始まったが、わずか10分間のスピード更改で来季を見据えた。

 6年ぶりに日本球界へ復帰した今季は2勝7敗、防御率4・65。来季は「ローテに入って1年間投げる」とフル回転を誓った。オフに左肘の手術を行ったが、経過は良好。担当医から投球OKの許可も出た。2月1日には万全の状態で臨める。阪神移籍が決まった日高にも言及。「2日連続で新聞の1面を取ったと言っていました。オリックスも負けないように」と元阪神のエースは力を込めた。

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2012年12月1日のニュース