侍ジャパン 開幕投手はマー君!3・2WBCブラジル戦

[ 2012年11月28日 06:00 ]

楽天納会で笑顔を見せる田中

 来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドで、日本と同組にブラジルが入り、3月2日の初戦に激突することが27日、分かった。

 同3日に中国、同6日にキューバ戦が組まれる。初戦から2連勝ならば、キューバ戦を前に2次ラウンド進出が見えるだけに、開幕投手に田中将大投手(24=楽天)、2戦目に前田健太投手(24=広島)の2枚看板を先発に立てる。侍ジャパンは3連覇を目指し、28日のスタッフ会議で代表候補33人を決め、12月4日に発表される。

 日本とは地球の裏側にあるブラジルが1次ラウンドで同組に入る。大会要項は米国時間12月3日(日本時間4日)に発表される見通しだが、WBC大会関係者は「ブラジルは日系の選手も多く、日本になじみのある選手も多い。招集のしやすさという点からも日本と同組となる」と語った。

 日程も来年3月2日にブラジル、同3日に中国、そして同6日にキューバとの対戦が組まれる。総当たりのリーグ戦となる1次ラウンド。格下のブラジル、中国に連勝すれば、宿敵キューバ戦を前に2位までが進出できる2次ラウンドの視界は大きく開ける。

 山本監督は「田中とマエケン(前田健)は当然、チームの核になる」と話してきた。1次ラウンドはこの2人を軸に先発が組まれるのは確実。特に日本人メジャーリーガーの辞退で、オール国内組の編成となる侍ジャパン。チームに勢いを生むためにも、初戦のブラジル戦は最重要。ブラジルは大リーガーも複数参加した強豪パナマを下し、予選ラウンドを突破した。

 28日にスタッフ会議で代表候補33人が決まる。倒すべき相手も分かった。大会3連覇へ、浩二ジャパンが本格的に動きだす。

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