松坂 代理人がパドレスと接触「12月以降に交渉が始まる」

[ 2012年11月26日 06:00 ]

代理人がパドレスと接触したことが判明した松坂

 レッドソックスからFAとなった松坂大輔投手(32)の代理人スコット・ボラス氏(60)が、既にパドレスと接触したことが24日(日本時間25日)、分かった。パ軍は今オフに2人の先発投手を獲得する方針で、候補として松坂を早い段階からリストアップ。来月3~6日(同4~7日)のウインターミーティング後に、本格交渉をスタートさせる見通しだ。

 パドレスの関係者は、松坂について「交渉は初期段階だが、既に代理人と連絡を取っている」と明かした。今月7、8日のGM会議の際にも、ジョシュ・バーンズGMが「今季スカウトを派遣して5、6試合は見ている。ずっと調査を続けており、獲得リストに入っている」と明言していた。

 本拠地ペトコ・パークは、メジャー屈指の「ピッチャーズ・パーク(投手に有利な球場)」として知られる。右肘手術明けの今季は1勝7敗に終わった松坂だが、バーンズGMは「球場が替われば投球も変わる」と再生へ自信を口にしていた。

 松坂にとって、ペトコ・パークは相性がいい。07年6月には通算355勝のグレグ・マダックス(現レンジャーズGM特別補佐)と投げ合い勝利。06年WBCでは決勝のキューバ戦、09年WBCでは2次ラウンドの同戦でいずれも勝利と、3戦3勝をマークしている。

 現在、米西海岸で自主トレ中の松坂は「全ては代理人に任せています」と静観。しかし、関係者によれば、金銭面よりも年間を通じて先発で投げられる環境を重視している。20代の若手が中心の先発陣で、駒が足りないパ軍は適している。

 球団は今オフ、先発投手を2人獲得する方針。予算は最大2000万ドル(約16億4000万円)程度で、1人はハレン(エンゼルスからFA)、マーカム(ブルワーズからFA)らFA市場の目玉選手。もう1人は松坂のように、経験豊富ながら故障明けなどで「お買い得」な選手だ。

 共同オーナーのピーター・オマリー氏はドジャース・オーナー時代の95年に野茂を迎え入れた親日家。松坂へのサポートも期待できる。ボラス氏は「12月以降に交渉が始まる」と話しており、準備は着々と進んでいる。

 ▽サンディエゴ・パドレス 1969年にナ・リーグ西地区の球団として創設。84年と98年にリーグ優勝を果たしたが、いずれもワールドシリーズで敗れた。地区優勝は過去5回。バド・ブラック監督が07年から指揮を執り、今季は76勝86敗で地区4位だった。首位打者8度の外野手トニー・グウィンらが殿堂入り。日本選手では過去に大塚晶則(04、05年)、井口資仁(08年)らがプレーした。

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