斎藤 憧れ黒木コーチに学ぶ「気合が入った魂の投球ですよね」

[ 2012年11月24日 06:00 ]

ファンフェスティバルでひげダンスする日本ハム・斎藤(右)

 「ジョニー」黒木新投手コーチの就任。来季から崇拝する人と師弟関係を結ぶことになった日本ハム・斎藤は野球少年のように目を輝かせた。

 「楽しみです。黒木さんには本当に憧れていましたから。気合が入った魂の投球ですよね」

 群馬・生品中時代に背番号「54」のタオルを持っていたほど、ロッテのエースとしてマウンド上で気迫を前面に押し出す黒木の姿に憧れ、参考にしてきた。自身は今季開幕投手を務めながら、6月6日の広島戦(札幌ドーム)を最後に勝ち星がないまま5勝8敗に終わった。3年目の来季こそは真価が問われる。何かを変えなければ、先発ローテーション争いに勝ち残ることができないことも理解している。

 就任会見に臨んだ黒木コーチは、選手の自主性に任せる基本方針を示しながら「技術を伸ばすにも“心”がないとダメ。まだまだみんな伸びる」と現役時代さながらに熱い言葉を口にした。栗山監督が今季、斎藤に求めてきたものの一つがこの「熱さ」だ。冷静で喜怒哀楽が少ない斎藤の姿に物足りなさも感じていた。打たれれば悔しがり、抑えれば喜べばいい。強い気迫を持って打者に立ち向かう姿勢を注入するには最高の存在となる。

 この日、対面することはなかったが、斎藤は「どういう考え方を持っているのか早く聞いてみたいですね」と話した。直球の力強さは戻ってきている。足りないものは…。斎藤が「魂のエース」と形容されたジョニーとともに新たな一歩を踏み出す。

続きを表示

「始球式」特集記事

「田中将大」特集記事

2012年11月24日のニュース