来季も抑え一本!岩瀬 現役引退懸ける「他のポジションには…」

[ 2012年11月22日 06:00 ]

最多セーブ賞を獲得した中日・岩瀬

プロ野球コンベンション

 野球人生を懸ける。最多セーブ賞を獲得した中日・岩瀬仁紀投手(38)が21日、プロ野球コンベンションに出席。来季もクローザーにこだわり、その座を死守できない場合には引退も辞さない覚悟を示した。

 「今さら他のポジションには移れない。戻れないですから、このポジションで結果を出せなかったらそういう(引退する)ことになる」

 歴代最多の通算346セーブ左腕は今季、ともに自身の持つプロ野球記録を更新する14年連続50試合登板、8年連続30セーブをマーク。しかし8月には04年の抑え定着以降初の不調による2軍降格を経験し、後半戦は定位置を山井に譲った。「もう一度、使ってもらえるように結果を出していきたい」。

 シーズン中には左肘痛を発症。「14年目で初めて投げる部分に出た。ずっと本来の感覚とは違っていた」と苦しかった心中も吐露した。シーズン終了直後から左肘のケアに入り、手術は回避。来季までに体調的な不安を払しょくし、投手王国の守護神に君臨し続けるつもりだ。

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2012年11月22日のニュース