黒田も辞退 NPBが発表「3月にマックス、は難しい」

[ 2012年11月19日 16:01 ]

 日本野球機構(NPB)は19日、米大リーグのヤンキースからフリーエージェント(FA)になったイチロー外野手(39)=本名鈴木一朗=と黒田博樹投手(37)が第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表入りを辞退したと発表した。来年3月のWBCで3連覇を狙う日本は大リーガー不在となり、国内組で臨むことになった。

 過去2大会で代表の中心的存在として貢献したイチロー外野手は共同通信の取材に「2009年の第2回大会を終えた時点で、3回目の出場は考えられなかった。きょうまでその気持ちが変わることはなかった」と話した。黒田は「今季の登板数、投球回数や年齢のことを含めて3月に(体調を)マックスの状態に持っていくことは難しかった」とコメントした。

 山本監督は6人の日本人大リーガーにWBC参加を求めた。しかしレンジャーズのダルビッシュ有投手(26)、ブルワーズの青木宣親外野手(30)、マリナーズの岩隈久志投手(31)、マリナーズを自由契約になった川崎宗則内野手(31)は既に来季への調整などを理由に辞退しており、全員の不参加が決まった。

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2012年11月19日のニュース