シーズン0発男が決めた!銀ちゃん ビックリ決勝1号

[ 2012年11月17日 06:00 ]

<日本・キューバ>2回2死、炭谷は左翼席最前列へ先制の本塁打を放つ

侍ジャパンマッチ2012 日本代表2―0キューバ代表

(11月16日 ヤフーD)
 山本ジャパン1号は今季本塁打ゼロの男だった。2回2死、2ボールから炭谷は139キロ直球を強振し、左翼席最前列に先制ソロを運んだ。実に11年5月28日ヤクルト戦(西武ドーム)以来の一発に「感触は良かった。今季は1本も打ってなかったのでいくとは思いませんでした」と目を丸くした。7回無死二塁では犠打も決め「本塁打よりもうれしかった」と目尻を下げた。

 阿部の代役としてマスクをかぶり、投手陣も引っ張った。15日には09年WBCの正捕手で、今季限りで現役引退した元阪神・城島健司氏に電話した。キューバ対策を聞こうとしたが「こんなことで電話してきたら本戦はどうするんだ。何点取られてもいいから自分の思うようにやれ」と激励された。これで気持ちが楽になった。「本大会に呼んでもらえるようなプレーをしたい」。攻守でアピールに成功した。

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2012年11月17日のニュース