内海 FA権行使せず残留 小笠原とも残留交渉継続へ

[ 2012年11月14日 06:00 ]

 今季、国内FA権を取得した巨人・内海哲也投手(30)がFA権を行使せず残留することが13日、決まった。東京・大手町の球団事務所で原沢敦球団代表兼GMが報道陣に対応。「内海君から(FA権を)行使しないで残留しますという連絡を、きょういただきました。こちらとしては、好ましい形は、宣言しないで残留。うれしいですね」と話した。

 シーズン中から下交渉を重ね、12日に内海と直接会って残留交渉。原沢球団代表は「生え抜きの投手としてこれまでやってきてくれて2年連続最多勝。FA権は選手が獲得した貴重な権利だけど、こちらとしては残留してほしいというのは何度もお願いした」とエースの残留を喜んだ。複数年契約などの契約に関しては「条件面を含めてこれからでしょうね」と説明。4年14億円前後の大型契約を用意して契約更改で正式に提示することになる。

 また、原沢球団代表は2年契約の最終年だった小笠原に関しても言及。「彼とも何度も話をした。彼も来季もジャイアンツでと思っていると思う」とし、来季の契約に関しては今後も話し合っていく姿勢を示した。

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2012年11月14日のニュース