大谷の気持ちは…ハム 韓国高校生のメジャー挑戦の成功例ないことを強調

[ 2012年11月11日 07:27 ]

交渉を終えてホテルを出る日本ハム・山田GM(左)と父・大谷徹さん

 大リーグ挑戦を表明している花巻東・大谷翔平投手(18)をドラフト1位指名した日本ハムの山田正雄GMらが10日、岩手県花巻市内のホテルで両親と入団交渉を行った。

 山田GMはA4判25ページの冊子を用意。韓国からメジャーに挑戦した選手の実態として、過去の成功、失敗例など実例を列挙した。

 韓国球界でここ数年はドラフト1位級の高校生が直接メジャー挑戦しても成功例がないことを強調。06年オフ、高校生でトップクラスだった柳賢振、南尹熙の両左腕のうち、南尹熙はレンジャーズとマイナー契約して渡米したが故障もあって結果を残せず、今春日本ハムキャンプでテストを受けたが不合格。一方、国内プロへと進み今オフに入札制度でメジャー挑戦を目指す柳賢振はこの日、所属球団のハンファが約2574万ドル(約20億3300万円)の最高入札額を受諾。どちらが成功したかは一目瞭然だ。

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