阪神・平野　国内ＦＡ権行使を表明　ＤｅＮＡ獲得名乗り？

　阪神の平野恵一内野手（３３）が１０日、今季取得した国内フリーエージェント権を行使することを表明した。球団を通じ「いろいろと悩んだ結果、決断した。阪神も含めて自分を一番必要としてくれる球団でプレーさせてもらいたい」と述べた。

　阪神は中村ゼネラルマネジャーが「残留してもらうように話し合いを継続してきたので残念」とコメント。引き続き慰留する方針だが、ＤｅＮＡなどが獲得に乗り出すとみられる。

　平野は神奈川・桐蔭学園高―東海大から２００２年に自由獲得枠でオリックス入り。好守と巧打が武器で０８年には阪神に移籍し、１０、１１年にベストナインとゴールデングラブ賞に輝いた。今季は不振で終盤は控えに回ることもあり、１３４試合の出場で打率２割４分５厘だった。