「阪神・西岡」秒読み 2年6億&背番7に「感謝」

[ 2012年11月10日 06:00 ]

阪神との初交渉を終え、大勢の報道陣に囲まれる西岡

 ツインズを自由契約となった西岡剛内野手(28)が9日、大阪市内のホテルで阪神と初の入団交渉を行った。約1時間半の交渉では、2年総額6億円の好条件に加え、現在は俊介がつけているロッテ時代の背番号7を提示された。「しっかりした評価をいただいた。自由契約になって一番早く話をもらった球団。熱意というか、感謝している」と、5日の古巣・ロッテとの交渉後にはなかった笑顔も見せた。

 ロッテ、オリックスに続く3球団目。「打倒巨人に向けて必要になる、と。必要とされている、という思いは伝わってきた」と熱意は十分に感じ取った。「レギュラー確約の条件はいらない、と言いました。(契約に)甘えてしまうと、僕自身の野球人生が終わるのが早くなってしまう」。3年ぶりの日本球界復帰。「一からやろうと決めている」と力を込めた。

 西岡は3球団以外にも極秘裏で電話などで交渉したことを明かし「(結論で)えっ、と思わせることもあるかもしれない」と言ったが、最高条件を出してくれた阪神でプレーする姿はイメージできている。「11月中には結論を出したい」と慎重に言葉を選んだが、「阪神・西岡」の誕生は秒読み段階となった。

続きを表示

この記事のフォト

2012年11月10日のニュース